#5 画像を入れたら、一気に“ゲームっぽく”なった

AI

9マスのルールからスタート

僕が作りたいのは、3×3の9マスのカードバトル
カードの上下左右に数字があって、隣り合ったカードの数字を比べる。
大きい方が相手のカードをひっくり返す。
最後に、ひっくり返した枚数が多い方が勝ち。シンプルだけど中毒性がある。

まずはこのプレイ画面から作り始めた。
(この時点では、Google Playに出すつもりはまったく無かった)


数字だけの世界→自作カードに置き換え

最初の画面は本当に“数字だけ”。動きも絵もなく、イメージがわきにくい。
そこで腹を決めて、カードのデザインは最初から自分でやる方針にした。

  • キャラのドット絵を描く
  • **カード背面(敵の裏面)**も自作
  • 属性は「風・火・水」の絵をキャラの“背後”に重ねる(カード上部の光るマークではなく、背景要素として)

素材がそろったら、ファイル名を全部ChatGPTに渡す
「この画像を使ってコードを書き直して」と頼むと、数秒で修正版が返ってくる。
貼って動かす——

「おお、ちゃんと“カード”になってる!」

数字の並びだけだった盤面に、自分の絵が立った瞬間
この一歩で、空想が一気に現実味を帯びた。


“それっぽさ”は出た。でも、ここからが長い

見た目は一気にゲームっぽくなった。
でも、冷静に見ると課題は山ほどある。

  • 置いたときの反転アニメが物足りない
  • 当たり判定/隣接判定がたまにズレる
  • 属性の見せ方をもっと分かりやすくしたい
  • 盤面の余白・配置がまだ気持ちよくない

“ざっと形”にするのは1日で行ける。
本当の勝負はここからの微調整だと痛感した。

それっぽいが、まだまだおかしなところだらけだ。そりゃそうか。そんな簡単にゲームが作れたらゲーム制作のプロに申し訳ない。


小さな工夫が効いたこと

  • 属性は記号じゃなく“絵”で背後に置くと、直感的に伝わる
  • 自作カードに置き換えるだけで、体感のモチベが爆上がり
  • 画像の命名規則attr_wind_*.png みたいな)をそろえると、後の差し替えが楽

この時点では盤面は動くし、カードも置ける。
“見た目は合格、手触りはまだ途中”という地点。
ここから、反転の気持ちよさ勝敗判定の安定に入っていく。

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