ChatGPTと、ちょっと複雑な関係の始まり
昔からずっと好きだったゲームがある。
ファイナル〇ァンタジー8の中に出てくるカードバトル。
あれが、どうしても自分の手で作ってみたくなった。
そこでChatGPTに聞いた。
「あのFF8のカードバトルみたいなの作りたい!」
すると、僕の知らなかったそのゲームの正式な名前までスッと出してきた。
こいつマジすげー。
その時まだ生まれてもいなかったくせに、何でも知ってやがる。
話が早いAIと、置いていかれる僕
そのゲームを知っているなら話が早い。
そう思った瞬間、また一気にコードが出てきた。
……そして予定通り。
「何これ? 何がどうなってんの?」
そこからは、ChatGPTに聞きながら1つずつ修正していく。
ざっと形にするだけなら1日もかからない。
でも本当の地獄はその後の微調整だ。
イライラと、AIの無表情な優しさ
思うように動かない。
バグが消えない。
何度やっても進まない。
こっちはイライラしてるのに、ChatGPTはいつも冷静。
淡々と答えてくるのが、また腹立つ。
そこでふと思った。
「このAI、女の子キャラにしてみたらイライラせんかも?」
という謎の発想。
ChatGPTを女性キャラ設定にして話しかけてみた。
でも、ところどころで男キャラが出てくる。
それにもイラっとする(笑)
優しさと、ちょっとした反省
それでも、ChatGPTは怒らない。
何度も同じ質問をしても、嫌な顔ひとつせず教えてくれる。
現実の会社だったら、
「何回同じこと聞くねん!」
と怒られてるところだ。
ついに僕の方が申し訳なくなってくる。
「ごめんな、僕の指示の仕方が悪いんよな?」
すると、ChatGPTはいつも優しく返してくれる。
それに甘えながら、少しずつ“指示の出し方”を学んでいった。
AIの使い方の本が何冊も出てる理由が、ようやくわかった。
でも僕は、あえて読まない。
だって——その方が、面白いから(笑)

