はじめに
猫を飼い始めると、「どうやってしつけをすればいいの?」と悩むこともあるかもしれません。実は、猫は本能的に習慣を身につける生き物なので、コツをつかめばしつけは意外とスムーズにできます。僕も躾の簡単さもあって猫を選びました。
また、お世話の基本を知ることで、猫との暮らしがより快適になります。この記事では、猫のしつけとお世話のポイントを詳しく解説します。
猫のしつけの基本

1. トイレのしつけ
- 猫は本能的に砂の上で排泄するため、適切な場所にトイレを設置すれば自然と覚えます。
- ポイント
- トイレは猫が静かに落ち着ける場所に設置する。
- 初めての猫には、トイレの場所を何度か教えてあげる。
- 失敗しても叱らず、成功したら褒める。
- 砂の種類やトイレの清潔さにも気を配る。

ペットショップなどで買う場合は使っていた砂を少々くれるので、それを新しい砂に足すとすんなりトイレできます。
2. 爪とぎのしつけ
- 猫は本能的に爪を研ぐ習性があるため、適切な場所を用意しないと家具で爪とぎをしてしまうことも。
- ポイント
- 専用の爪とぎを設置し、好む素材(段ボール、麻、布など)を見つける。
- 家具で爪とぎをしたら、爪とぎ器に誘導して褒める。
- 爪とぎをする場所にカバーをつけることで、予防する。

一番のお薦めはキャットタワーですが、僕は猫を飼うと決めたら、どこで研がれてもいいやと思ってます(笑)
絨毯や家具をボロボロにされるのが嫌な人はしつけましょう。
3. 甘噛みや引っかきをやめさせる
- 遊んでいる最中に噛んできたり、突然手を引っかいてくることがあります。
- ポイント
- 手で遊ばせず、おもちゃを使う。
- 噛んだり引っかいたら、「痛い!」と言って無視する。
- 遊びの時間を増やし、エネルギーを発散させる。

小さい頃は手で遊びがちですが、手をおもちゃと思ってしまうのでやめましょう!
うちのkonpeiは、撫ですぎたりすると本気で噛みます。かなり痛いです。猫は噛むもんだと思って飼いましょう(笑)
4. 食事のしつけ
- 猫は決まった時間に食事をする習慣を持つ方が健康的。
- ポイント
- 食事の時間を決めて、だらだら食べを防ぐ。
- 人間の食べ物を欲しがっても与えない。
- おやつは適量にし、食事のバランスを崩さないように。

昔の飼い方ですと、人間の食べ物あげたり普通でしたよね。昔うちのばあやが、猫まんまと言うお米に鰹節かけて更に味付けに醤油をかけたものを与えていました。人間的には美味そうですが、だめです!
猫用のおやつは、あげなくても問題ありませんが、一度あげてしまうと美味しさを知ってしまうし、喜んでる姿が可愛くて与えてしまうんですよね…本来は必要の無いものです。あげちゃいますけど…
猫のお世話の基本
1. トイレ掃除
- 猫は清潔好きな動物なので、トイレが汚れていると使わなくなることも。
- ポイント
- 1日1~2回は掃除する。
- 週に1回はトイレ全体の掃除をする。
- 砂の種類は猫の好みに合わせる。

紙砂などのトイレは用を足したらなるべく早く片付けるようにします。神経質な子は残っていると我慢してしまい、膀胱炎などになる可能性があります。
システムトイレだと掃除の回数は減らせるので良いですが、下痢した時は、お高い砂を捨てないといけないし、汚れを取り切るのは難しいです。
2. 毛のお手入れ(ブラッシング)
- 抜け毛のケアをしないと毛玉を吐いたり、毛づくろいで飲み込んだ毛が腸に詰まることも。
- ポイント
- 短毛種なら週に2~3回、長毛種なら毎日ブラッシング。
- 毛玉ができやすい場所(首回り、脇の下、お腹)は念入りに。
- 優しくブラッシングし、嫌がるならご褒美を与えて慣れさせる。

経験上、短毛種の子は気持ち良いみたいで、ブラッシング大好きでした。長毛のkonpeiは毛がひっかかって抜かれる感じが痛いのか、とても嫌がってブラッシングさせてくれません。その結果、毛玉詰まって下痢になったりします。
3. 爪切り
- 爪を伸ばしすぎると折れたり、引っかかってケガをすることも。
- ポイント
- 2週間に1回程度カット。
- 先端の透明な部分だけを切り、血管部分(ピンク色)には注意。
- 嫌がる場合は、少しずつ慣れさせながらカット。

聞くところによると爪切りを嫌がる子はとても多いですね。
うちのこたちは全員平気で僕に委ねてくれていたので助かってます。
難しい子は洗濯ネットに入れたり、最近は爪切り用の猫を入れる袋みたいなのがありますね。
4. 目・耳・歯のケア
- 目のケア
- 涙やけが気になる場合は、濡らしたコットンで拭く。
- 目ヤニが増えたら獣医に相談。

エキゾチックなど、顔ぺちゃな子に目やにが多いです。そういう子は毎日拭いてあげましょう。
- 耳のケア
- 汚れがひどい場合は、専用クリーナーで優しく拭く。
- 強い臭いやかゆがる様子があれば、耳ダニや感染症の可能性も。

あたいはすっごい耳が汚かったの。でもダニとかも居なくてただ、汚れが溜まりやすい体質なんですって( ノД`)シクシク…
- 歯のケア
- 歯石が溜まると歯周病になりやすいため、歯磨きを習慣化。
- 歯磨きが難しい場合は、デンタルおやつや歯磨きシートを活用。

オイラは生まれた時から口がくせーです…
5. 運動と遊び
- 猫のストレス解消や健康維持のために、毎日の遊びが重要。
- ポイント
- 短時間でもいいので、1日2回以上遊ぶ。
- おもちゃをローテーションして飽きさせない。
- キャットタワーやトンネルを設置し、運動量を確保。

何度もいいますが、キャットタワーがお勧めです。テンション上がって勝手に登ったり下りたりしてはしゃぐので、自分で運動してくれます。カシャカシャトンネルもお勧めです。
まとめ
猫のしつけとお世話は、ちょっとした工夫でスムーズに進められます。大切なのは、猫の習性を理解し、無理なく習慣化すること。猫と楽しく暮らせるように、日々のお世話を大切にしていきましょう!
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