はじめに
猫を飼い始めることは、ワクワクする素敵な体験です。でも「何を準備すればいいの?」「どうやってお世話するの?」と不安に思うこともありますよね。この記事では、初めて猫を迎える人のために、必要な準備や知っておくべき基礎知識をわかりやすく紹介します。

1. 猫を迎える前に準備するもの
猫を迎える前に、以下のアイテムを準備しておくと安心です。
① キャリーケース
猫をお迎えする際や、病院に連れて行くときに必須。安全で通気性の良いものを選びましょう。犬と違いビビりな猫が多いので抱っこはやめましょう。

あと狭すぎるのも勘弁してほしい。オイラはしばらく小さいキャリーやったでな( ノД`)シクシク…
② トイレと猫砂
猫は基本的にトイレのしつけが不要ですが、トイレの種類や猫砂の好みがあります。
トイレの種類
- クローズドタイプ(臭いが抑えられるが、嫌がる猫もいる)
砂の飛び散りを抑えられるメリットがある。が、うちの3ニャンズはお気に召さなかったようだ… - オープンタイプ(シンプルで使いやすい)
砂の飛び散りは激しいので掃除が大変。うちの猫たちはこのタイプの解放感あふれるトイレで堂々と用を足していました。
砂の種類
- 紙系(紙でできた吸収力のあるもの)
メリット→お手軽で、用を足したことを確認しやすい。
デメリット→紙砂のくずが埃っぽく舞うことがある。

ほとんどの紙砂に「トイレに流せる」と書いてありますが、ダメです!詰まります!経験者です。水道屋さんも猫砂の詰まりでよく出動するそうです!

- 鉱物系(硬く重たい)
メリット→
✔がっちり固まる
✔コスパがいい
✔第三者から見るととても砂がかけやすそう
デメリット→
✖重たいので買うときに少々しんどい
✖トイレの後派手に飛び散る

- 木系(ひのきや、おがくずを原料にした木製)
メリット→
✔天然素材のため安全性が高い
✔軽いので扱いが楽。
デメリット→
✔あまり固まらない✔
✔飛び散る。

- おから(大豆の搾りかすが原料)
メリット→
✔食べても安全だが、パクパク食べるのはNG
✔飛び散りにくい。
デメリット→
✖大豆のアレルギーがある猫は使えない
✖お値段少々高め

- シリカゲル(シリカゲルが原料)
メリット→
✔抗菌、消臭効果が優れている
✔交換頻度少な目
✔飛び散りにくい。
デメリット→
✖お値段高め
✖システムトイレ用なので使えるトイレが限られる
✖オシッコの確認がしにくい。

猫砂も種類が多いので、猫が気に入るものを選んであげましょう。
③ 食器と水皿
ステンレスや陶器製のものがおすすめ。プラスチックは傷がつきやすく、雑菌が繁殖しやすいので注意。猫がたべやすいように足のあるようなお茶碗がおすすめ。
④ キャットフード
年齢に合ったキャットフードを選びましょう。
- 子猫:高カロリーで栄養豊富な「キトンフード」
粒も小さめなので食べやすい - 成猫:バランスの取れた「アダルトフード」
猫種専用のフードがあるので、迷ったら専用でOK - シニア猫:消化しやすい「シニアフード」
間接によかったり、腎臓の負担を減らしてくれるフードが多い
ウェットフードとドライフードの違いもあるので、猫の好みに合わせるのが大切です。
⑤ 爪とぎ
猫は本能的に爪とぎをするので、専用の爪とぎを用意しましょう。ダンボール製や麻縄製のものが人気です。キャットタワーのポールは爪とぎになってることが多いのでおすすめです。
⑥ ベッドや隠れ家
猫は安心できる場所を好むので、柔らかいベッドや隠れられるスペースを作ってあげると良いでしょう。上から人を見下ろすことも好きなので、キャットタワーがおすすめです。
2. 猫を迎えたら気をつけること
① 環境に慣れさせる
新しい環境にいきなり放すのではなく、まずは1つの部屋で慣れさせるのがポイント。猫は慎重な性格なので、無理に触らず、ゆっくり時間をかけて信頼関係を築きましょう。先住猫が居る場合はいきなり合わせないように、様子を見ながら少しずつ対面させましょう。
② 健康チェック
猫を迎えたら、すぐに動物病院で健康診断を受けることをおすすめします。特に以下の項目を確認すると良いでしょう。
- ワクチン接種の状況
- 寄生虫(ノミ・ダニ・お腹の虫)
- 健康状態(体重・目・耳・口のチェック)
ブリーダーさんから買う場合は特に連れて行かなくても大丈夫です。基本的に引き渡しの前に健康状態をチェックしてくれています。
③ トイレの場所を決める
猫はきれい好きなので、トイレは静かで落ち着いた場所に設置しましょう。また、毎日掃除して清潔に保つことが大切です。トイレの数は1つでは少ないので、一匹なら2つ、3匹なら3つくらい用意しましょう。

ちくわと二人の時はトイレ4つもあったよ!ちくわが綺麗好き過ぎて…
3. 猫との生活で大切なこと
① ご飯の管理
猫は決まった時間に食事をするのが理想的。フードの量や種類を猫の健康状態に合わせて管理しましょう。最近は自動給餌器があるので便利ですね!
② 遊びと運動
猫は運動不足になるとストレスを感じやすいので、毎日遊ぶ時間を作るのがおすすめ。おもちゃを使って遊んであげると、絆も深まります。
色んなおもちゃを買ってしまいがちですが、最終的に紐1本あれば、一生遊びます(笑)
③ 定期的な健康チェック
猫は体調が悪くても隠そうとする動物なので、普段の様子をよく観察し、異変があればすぐに病院へ。特に以下のサインに注意。
- 食欲がない
- トイレの回数が極端に多い・少ない
- ずっと隠れている
- 目やにや鼻水が多い
④ ストレスを与えない環境作り
猫はストレスに弱い動物なので、大きな音を避けたり、静かな環境を作ることが大切です。引っ越しや来客があるときも、猫が安心できるスペースを確保しましょう。
まとめ
猫を飼うにはいろいろな準備や配慮が必要ですが、その分、たくさんの癒しや幸せを与えてくれる存在です。最初はわからないことも多いかもしれませんが、焦らずに猫との暮らしを楽しんでくださいね!
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