9マスのルールからスタート
僕が作りたいのは、3×3の9マスのカードバトル。
カードの上下左右に数字があって、隣り合ったカードの数字を比べる。
大きい方が相手のカードをひっくり返す。
最後に、ひっくり返した枚数が多い方が勝ち。シンプルだけど中毒性がある。
まずはこのプレイ画面から作り始めた。
(この時点では、Google Playに出すつもりはまったく無かった)
数字だけの世界→自作カードに置き換え
最初の画面は本当に“数字だけ”。動きも絵もなく、イメージがわきにくい。
そこで腹を決めて、カードのデザインは最初から自分でやる方針にした。
- キャラのドット絵を描く
- **カード背面(敵の裏面)**も自作
- 属性は「風・火・水」の絵をキャラの“背後”に重ねる(カード上部の光るマークではなく、背景要素として)
素材がそろったら、ファイル名を全部ChatGPTに渡す。
「この画像を使ってコードを書き直して」と頼むと、数秒で修正版が返ってくる。
貼って動かす——
「おお、ちゃんと“カード”になってる!」
数字の並びだけだった盤面に、自分の絵が立った瞬間。
この一歩で、空想が一気に現実味を帯びた。
“それっぽさ”は出た。でも、ここからが長い
見た目は一気にゲームっぽくなった。
でも、冷静に見ると課題は山ほどある。
- 置いたときの反転アニメが物足りない
- 当たり判定/隣接判定がたまにズレる
- 属性の見せ方をもっと分かりやすくしたい
- 盤面の余白・配置がまだ気持ちよくない
“ざっと形”にするのは1日で行ける。
本当の勝負はここからの微調整だと痛感した。
それっぽいが、まだまだおかしなところだらけだ。そりゃそうか。そんな簡単にゲームが作れたらゲーム制作のプロに申し訳ない。

小さな工夫が効いたこと
- 属性は記号じゃなく“絵”で背後に置くと、直感的に伝わる
- 自作カードに置き換えるだけで、体感のモチベが爆上がり
- 画像の命名規則(
attr_wind_*.pngみたいな)をそろえると、後の差し替えが楽
この時点では盤面は動くし、カードも置ける。
“見た目は合格、手触りはまだ途中”という地点。
ここから、反転の気持ちよさや勝敗判定の安定に入っていく。

